ミネラルオイルというと、昔は精製技術が悪く、評判が悪かったようですが、現在は純度の高い安全な物が使用されていて、酸化もせず安定しており安全です。

ミネラルオイルは肌に良くないというというイメージを持っている人が多いようです。石油が原料だと、なんとなく自然じゃなくて人工的に作られてるような印象を受けて、自然は○、人工は×みたいな感覚がありますよね。
たしかに、戦後まもなくの頃は、不純物が多く質の悪い鉱物油を使った化粧品が多く使われていたため、油焼け(油によるシミ)を起こした人がいたようです。しかし、これは鉱物油そのものに原因があるのではなく、不純物を多く含んだ粗悪な鉱物油を使っていたためです。しかし、現在の化粧品に使われている鉱物油は、十分に不純物を取り除いた純度の高い油を使っていますので、お肌への影響はほとんどありません。ミネラルオイルは、クレンジング、乳液、クリーム、ヘアトリートメントなどに使われていますし、赤ちゃんに塗るクリームや乳児用沐浴剤の主成分にさえなっています。現在の石油由来の合成原料は、不純物を排除し、99.9%以上の精製度で単一成分で構成されています。また、医薬品にも使われており、その成分は試験され安全性が確保されたうえ、厳格な品質規格も設けられています。したがって、そうゆう意味での危険性は、現在ではないといっていいでしょう。
逆にオリーブ油などの天然の素材はどうでしょうか。天然という響きから来る印象で、カラダに優しい成分というイメージを持たれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、オリーブ油は何種類もの脂肪酸から構成されていて、不純物成分が数%は含まれています。これは、天然性が高まれば高まるほど、不純物は増えてきます。この不純物成分がカラダにどのような影響を与えるのかはわかりません。合成はダメで、天然は良いというのは、一概に言えないですね。